訪問者様からの質問への解答(その4)

質問への回答(その4)

このサイトの訪問者様から数々のご質問を頂いておりますので、回答をここに載せたいと思います。

 

の、第4弾です。

 

ここ最近いただいたご質問のなかで、かなりボリュームのあるご質問をされた方がいらっしゃいまして、そしてそれに対する僕の解答もそれ以上の文章量になりそうな気がするので、この記事は1つのご質問への解答だけで終わってしまうかもしれません。。。

 

おもに、宅建と行政書士のWライセンスを一発合格で目指すにはどうすればいいか?みたいな内容ですので興味のある方はお読みいただければと思います。

 

 

 

 

【ご質問内容】
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一昨年、通信教材で行政書士の勉強を始めましたが、過去問に突入して挫折しました。わからなくてテキストに戻っても、そもそもテキストに記載がないことがありました。今年、再勉強しようと思いこのブログを見つけ、テキスト選びの部分を読んで自分の挫折は当然だったと納得できました。

 

試しにオススメされていたテキストを一冊買って読んだら面白くスラスラと読めて、モチベーションがあがりました。勉強期間も10ヶ月以上あるので宅建とダブルで取得したいと思います。

 

そこで勉強計画についての質問なのですが、ダブル受験の場合の勉強について質問したいのですが、行政書士と宅建の勉強を並行して行うべきでしょうか?

 

それとも、一旦どちらかのテキストを2回以上読んだあとに、過去問に取り組み、合格ラインをこえてから、もうひとつの試験の対策をしたほうがいいのでしょうか。
また、どちらから勉強したほうが効率がいいのでしょう。

 

10月、11月と試験日が近いため、資格とっ太郎さんは9月あたりは宅建と行政書士の両方の過去問に毎日取り組んでいたのでしょうか?それとも9月は宅建に集中、宅建受験後は行政書士過去問に集中という方法でしたか?

 

努力や個人差で決まったやり方はないと思いますが、ご意見をお聞かせください。

 

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【回答】

 

まず参考までに僕の当時の取り組み方を紹介させていただくと、そもそも行政書士の勉強を開始した時はダブル受験の予定ではなかったので、勉強を開始した5月からしばらくは行政書士の勉強だけをやってました。

 

で、ダブル受験をしようと思ったのが6月の終わりくらいだったと思います。

 

そして宅建の勉強を開始したのが9月です。

 

ちなみにそれまでの間は当然行政書士の勉強だけをしてたわけですが、この時点でテキスト一式を2〜3回読んでいて、実力試しの過去問では120点くらいです。(別の機会にでもお伝えしようと思いますが、この時点では試験対策の段階ではないので4割得点くらいでも全く問題ないです。)

 

で、9月が始まってから試験日までは宅建の勉強だけをやってました。(テキスト2回通読→過去問という流れ)

 

そして、宅建試験が終わると行政書士試験までちょうど3週間しかないのですが、そこから過去問中心に行政書士の勉強です。

 

(ちなみに、宅建の試験であまりにも疲れたので試験が終わった3日間くらいは全く勉強せずにサボってました。。。)

 

 

・・・と、ざっくり書くとこんな感じなのですが、経験者として僕が一番お伝えしたいのは、

 

「ダブル受験は疲れるのでよほどの理由でもない限りおすすめしませんよ。」

 

ということです。

 

ご存知の通り、行政書士試験は宅建試験の3週間後です。

 

 

単純に疲れます。はい。。

 

 

過去問中心の試験対策というのは試験の直前の期間でやっていくのですが、10月に入ると宅建の試験対策、宅建が終わると11月半ばまで行政書士の試験対策、というふうに、およそ1カ月半は苦しい時期が続きます。

 

僕の勉強法は「楽しく勉強する」というのがメインのコンセプトになるのですが、これはテキストを読んで勉強している段階です。

 

“知らなかったことを知るようになる”という人間に標準搭載の知的好奇心を満たす行為なので、楽しくないはずがないのですが(巷の試験対策テキストは暗記メインの構成なのでクソつまらないですが・・・)、試験対策の段階になると話しは別です。

 

はっきり言って、過去問とかクソつまんないです。

 

質問者さまが「一昨年、通信教材で行政書士の勉強を始めましたが、過去問に突入して挫折しました。」とおっしゃってますが、それは過去問がクソつまらないからです。

 

楽しければ勉強は続くんですよ。(当たり前ですが。)

 

でも、試験対策ほどクソつまらない勉強はないです。

 

 

で、僕の勉強方法は試験直前になるまではとことん楽しさを追求しながら勉強するようになっているので(楽しいかどうかは主にテキストによって決まります)実際ほとんど苦痛を感じることなく続きます。

 

そして、試験直前に「試験対策」へと切り替えて、“今まで勉強を継続してきた事実”“自分はここまで頑張ってきたんだ”というのを糧(かて)に、試験対策(過去問)を一気にやり抜く。

 

 

これが、基本的な僕の勉強スタイルなのですが、この苦行ともいえる試験対策が1カ月半毎日続いて、しかも宅建と行政書士の2パターンですから、相当キツイです。

 

途中でモチベーションが枯渇する可能性が、行政書士だけを受験する場合に比べて倍増するといっても言い過ぎではないです。

 

ですので、僕としては積極的にダブル受験は(僕が嫌だったので)おすすめはしないのですが、それでもやる気が溢れてどうしょうもない(笑)なら挑戦してみても良いかもしれません。

 

 

というわけで、脅すだけ脅して終わるのも申し訳ないので(笑)、“ダブル合格した場合は、倍以上の喜びもある”というのを付け加えて、ご質問への解答とさせていただきたいと思います(^_^;

 

 

勉強頑張ってください!

 

 

 

 

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