行政書士に独学で合格するための勉強計画

行政書士に独学で合格するための勉強計画

 

さて、テキストをそろえたら次は勉強計画を立てます。

 

「ご利用は計画的に」ではありませんが、何事にも計画性というものは大事です。

 

計画を立てたって計画通りにいくわけではもちろんありませんが、一種の道しるべとなります。

 

ですので、計画は最初にかならず立ててください。

 

 

まず最初に、計画を立てるときに大事な3つのポイントがあるのでそれについて説明します。

 

3つのポイントとは、

 

 

1、計画はざっくりと立てる

 

2、テキストは2回以上読めるような計画を立てる

 

3、直前1〜2カ月は過去問に集中する

 

 

ひとつずつ説明していきます。

 

まず、「計画はざっくりと立てる」ことが大事です。

 

計画を立ててもその通りにいくわけではないことは先ほども述べた通りですが、計画が細かければ細かいほど、それだけ柔軟性を失います。

 

そしてなにより、計画を立てるのに時間がかかりすぎます。

 

計画を立てることに長い時間を使っていてもしょうがないのです。

 

だから、計画はざっくり立てて、そして仮に計画通りいかなくなったとしても、素早く修正できるように簡単なものにする。

 

(どうせ計画通りにいくわけではないのですから。)

 

ざっくり立てて、ざっくりそれに従えばいいのです。

 

イメージ的には、最初の一か月に基礎法学と憲法を勉強して、二か月目に民法、三か月目に行政法・・・といった感じです。

 

どうです?とてもざっくりでしょう?

 

 

そして、もうひとつ重要なポイントが、「テキストは2回以上読む」ということです。

 

1回目は、時間をかけて内容を理解できるように熟読する。

 

2回目以降は、理解した内容を思いだすためにさっと読む。

 

この二つの作業を経ることで、ようやく内容を記憶する事ができます。

 

内容を理解せずに何回読んでもダメですし、いくら理解しても繰り返し思いださなければすぐに忘れてしまいます。

 

なのでテキストは必ず2回以上は読める計画をたてましょう。

 

2回目以降は思いだすためにさっと読み返すだけなので、1回目でしっかり理解できていれば、2回目は2倍程度のスピードで読み進められるでしょう。

 

 

そして、最後に重要なのが、「試験直前は過去問に集中する」ことです。

 

テキストでどれだけ勉強して知識がついたとしても、問題を解く練習をしない限り、試験でも問題を解くことはできません。

 

過去問の活用の方法については、後ほど詳しく説明していきますが、ここではまず、試験の直前1〜2カ月を過去問を解く期間として計画に割り当てておいてください。

 

 

さて、以上のようなこと考慮して計画を立ててみてください。

 

参考までに、僕が半年の期間で立てた計画を載せます。

 

1ヶ月目:基礎法学、憲法
2ヶ月目:民法
3ヶ月目:行政法
4ヶ月目:憲法/民法(2回目)
5ヶ月目:行政法(2回目)、過去問、判例集
6ヶ月目:過去問、判例集、一般知識対策

 

(実際に最初から最後までこの計画通りに進んだわけではありません。当然途中で何度か修正はしています。)

 

 

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