行政書士 六法について
こんにちは、資格とっ太郎です。
サイト訪問者の方から
「六法は必要ないのですか?」
という問い合わせがいくつかありましたので、このページで少しだけ“六法”について補足します。
(ブログには過去記事で書いていたのですが、本丸のこのサイトには載せてませんでした。。。)
たしかに、行政書士の参考書で「受験六法」みたいなものが売られていますが、僕自身がその類の物は購入しなかったのでテキスト選びのページには書いてませんでした。
というのも、、、六法って“条文”ですよね?
憲法・民法・行政不服審査法・情報公開法・地方自治法 などなど
行政書士の試験範囲に関係する法令の条文が1冊にまとめられて、「受験六法」として販売されているわけですが、
「条文を読んで勉強する」ことは大事です。
(これは僕がおすすめしている「法律を読む技術〜」という吉田さんの本の中でも紹介されていますが)
ですので、「六法」は必要です。
実際の試験問題でも、いわゆる“条文問題”で
「次の文章のうち、行政不服審査法の条文に存在しないものはどれか?」
みたいな問題も出題されるので、そういう場合は条文を読んでいないとOUTです。
ただ、僕は「受験六法」みたいなものは買わずに、(その理由が「なんで自国の法律を読むのに金払って買わないかんのや」という若干の反抗心だったことは内緒ですが・笑)
自分で関係法令を、総務省のホームページからコピペして印刷してました。
憲法・民法・行政法全般・個人情報保護法 …などなど、全て総務省のホームページで公開されている条文を
コピペして → Wordで編集して → 印刷
という作業をひたすら繰り返してたのです。
そしてひたすら繰り返した結果、、A4のプリント用紙が5cmくらい積み上がるくらいのボリュームになりましたので(汗)オススメはしません。
作業自体もかなりめんどくさかったので、素直に「受験六法」を買ったほうが無難だと思います。
作業量、用紙代、インク代 などなどを考慮すると受験六法を買ったほうが実はお得だということに気がついた時にはプリント用紙の山が積み上がっていた・・・
というのが僕のパターンだったので(笑)同じ過ちを踏む方が現れないように祈るばかりです。
ちなみに、受験六法には重要判例なんかも収録されていたりするので、その点でも勉強しやすいかもしれませんね。
あと、行政書士受験勉強のときの僕の勉強場所は、大半が通勤中の「電車の中」だったので、
電車の中でも条文が見られるように、スマホの六法が読めるアプリをインストールして読んでました。
とまあ、以上「六法」についての補足でした。
結論的には、
・六法は必要。
・スマホの六法が読めるアプリは便利。
・六法の活用の仕方は「法律を読む技術〜」の吉田さんの本を参考にしてみてください。
の3つです。
ちなみに、「法律を読む技術〜」で紹介されている六法の活用方法ですが、「素読み」という方法のことです。
僕の場合は、受験直前くらいにこの「素読み」をやってみましたが、かなり効果抜群です。
時間がかかるのと、蛍光ペンのインクがすぐに無くなってしまうのが難点ですが、試験直前の時期にやってみると記憶に残りやすくて良い方法だと思います。
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