行政書士になるには

行政書士 独学合格プログラム

行政書士になるには

行政書士になるには、


資格をとって → 登録すると、晴れて行政書士です。



まず資格についてなんですけど、行政書士試験に合格するのが一般的です。


その他、弁護士とか弁理士とか税理士とか公認会計士の資格を持ってる人は、試験を受けなくても、行政書士として登録できます。


(まぁ、上位資格を持ってるのにわざわざ行政書士になる人は少ないでしょうが。。)



ですので、基本的にはまず試験に合格する必要があるわけですね!


受験制限はないので、試験は誰でも受けられます。



で、ここからがちょっと問題です。


登録について。


これから、行政書士を目指す人はよ〜く覚えといてください!



登録、、、けっこうお金かかります



都道府県によっても変わってきますけど、登録料がおよそ20万円くらいかかって、そして維持費として月額6000円くらいかかります。


もちろん登録して維持費を払わないと、行政書士としては開業も活動もできないので、



「やったぜ!資格とったぜ!!」


「えっ。。。登録料こんなにかかるの!!!ガビーン(謎に昭和感漂う表現・汗)」



と、ならないように、事前にしっかり覚えておきましょう。


(僕の友達はこの事実を知って、勉強するのが萎えたそうです。。)



ちなみに、たとえ登録して開業したとしても、事務所を構えたら勝手にお客さんがやってくるわけではないので、本気で行政書士として独立を目指したいなら、集客やマーケティングなど、ビジネス面のことも勉強しておくことをオススメします


いきなり仕事のやり方が問題なく分かるっていう人もなかなかいるものではないので、行政書士会がやっているようなセミナーや、先輩の行政書士に習ったり、


ちなみに試験勉強ではそういう行政書士の“業務”みたいなところは全く学ばないので、そういうような形で仕事を覚え、かつ、自身で顧客を獲得して、仕事として成立させなければならないわけです。



「独立開業も目指せます!」なんて通信講座のパンフレットなんかにはお約束事のように書かれるので、そういうのを見るとそう「資格さえ取れば独立できるんだな」と錯覚してしまうかもしれないのだけれども、そんな夢物語は存在しないので、


本当に行政書士として活動するのなら、資格だけでなく(資格は最低条件だけれども)、そこから先の事も視野に入れて考えて実行しなければならないのです。



最終的に、こういう現実が目の前に見えてきたところで、そもそも行政書士の試験を諦めたり、


何年もかけてせっかく試験に合格できたのに、結局こういう厳しい現実を目の当たりにして、就職に有利に働くようなものでもないし、資格を生かしきれず、今までと何も変わらない人生を送ってしまっている、、、


なんてことも普通にあります。



開業するということは自分自身でビジネスを行うということです。


それを忘れないようにしてください。